代表 メッセージ

「この印刷不況の時代に、
いかにして生き残っていくか」
これが当社の命題です

 森技報堂は創業15年という若い会社でした。
後発だった故、他社にはない印刷機や加工機、
例えばフォーム印刷でも8色機や9色機を導入し、他社との差別化を図ってきました。
 また、高度な検査装置を導入することで高品質な商品を保持することができ、強固なセキュリティシステムなどにも投資することで、情報処理の世界に進出していきました。しかし足元を見ると、高性能な設備や技術力を必要とする仕事がメインだったため、逆に通常の単色帳票などを製造管理するためのパフォーマンスが最大限に発揮できていない、というジレンマに陥っておりました。
 どうすれば100%の力を発揮でき、より価格競争に打ち勝つことができるのか。そのようなときに出会ったのが、通常伝票印刷に強い太陽印刷でした。その太陽印刷と合併し、誕生した太陽技報堂をコストでも勝ち抜いていける強い会社にしたいと思います。

太陽技報堂は
∞(無限)に広がる未来に
これからも挑戦し続けます。

 デジタル化の影響により印刷業界は需要が減少しておりますが、では完全になくなるかというとそうとは思えません。20年、30年先を生き抜くための明確なビジョンをもち実践していければ、生き残れると考えております。
 そのためには、森代表が築き上げてきた技術力をさらに昇華させ、森技報堂と太陽印刷の技術やノウハウを結び合わせることで、太陽技報堂の一つの方向が開けるのではないかと思っております。
 2つの会社が合わさることで1+1が2になるのではなく、∞(無限)の可能性につなげていけるのだと考えております。
 また、印刷製造だけにこだわらずプラスアルファとして、印刷物を含んだソリューションサービスの世界を拡大していき、ソフトとハード両方の面からアピールしていければ、よりよいビジョンが見えてくると思っております。
 よく印刷業界は衰退している、といわれておりますが、印刷業界という世界観だけに囚われていたら、なにも新しいモノは生まれてきません。
 「視野を狭くせず、∞(無限)に広がる未来を追いかけていこう。」社員とともにこの言葉を合言葉とし、印刷業界を駆け抜けていく所存です。